居酒屋帰巣

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奇跡の犬 奇跡の本

面白い本、あるいは好みそうな本があると、送ってくれる友人がいる(笑)
これが、意外と有り難かったりするのだ。
本は、無数に増殖し続けているわけなので、常に新しいものをというワケにはいかない。
何かの切っかけ、書評だったり評判だったりを見て「面白そうだな」と自分が思わないと、なかなか新しいジャンルや新しい作家さんの著書を手に取ることは少ない。
なので、こうピンポイントで新しい出会いを持ってきてくれる友人は非常に助かります。

そして、そこで今回これは人生で読むべき内の最良の1冊と出会えた。
沢木冬吾という作家は、始めて聞く名でしたが、この方の書いた「約束の森」というのが奇跡の一冊である。
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ハードボイルドと銘打っているけど、男臭さはなく、寧ろ愛犬家が読んでもいいようなワンコ好きにはたまらない1冊だといえます。
極秘任務の為、元警視庁公安部の奥野侑也は「モーターモウテル」の従業員として働くことに。
そこに、同じくやってきたふみと隼人の男女。
3人は、各々の報酬の為に疑似家族となりモウテルで生活を送っていく。
そして、ここにいたドーベルマンの"マクナイト"というワンコ。
マクナイトもまた、酷い扱いにより人間不信になっていた。
この3人と1匹が、戸惑い反発し徐々に打ち解け合い、疑似家族という詐りがやがて本当の家族になっていく様は泣けます。

物語の半分以上は、この3人とマクナイト、それを取り巻く人々の日常や過去の話がメインになります。
ハードボイルドという、ハードなシーンは物語の1/3程度なんですけど、中だるみ的要素は一切ありません。

特に、この奥野侑也とマクナイトの気持ちが通じる過程、そしてその変化がやってきた時、マクナイトが彼ら彼女の為に、自らの意思を示すところは、イイ!もう全てが良すぎるぐらいイイ!

とにかく、どうこう書いても良さは伝わらない。
「読んで欲しい」
これしかいいようがない。
ワンコ好きなら、絶対に気に入ってもらえる本です。
個人的には、別に極秘任務や最後の攻防なんかいらないというぐらい、彼らの日常だけでも十分に読む価値はあると感じました。

なかなか、人生においてこれは素晴らしい作品だった。という物語にはそうそう出会えない。
しかし、それを見つけたときその嬉しさを他人にも勧めたくなる(笑)
もちろん、自分が良いから人も良いとは限りませんけど、
「約束の森」これは、奇跡の1冊である。

そして、この本を勧めてくれた友人に感謝します!

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