居酒屋帰巣

Category: 登山   Tags: ---

本文: 0  Trackback: 0

あの岩稜を越えていけ!Ⅲ 【北穂高岳~涸沢岳】

そろそろ、山々の小屋もシーズンオフに入りますね。
穂高山荘の、あの賑わいも雪に埋もれた姿を見ると、ちょっと切なくなります。

22869739_20151025224358c36.jpg


ここから、次の目的地・穂高岳山荘に向かう。
22869716.jpg


大キレットよりこちらの方が難易度というか、険しさと浮き石等が多いので注意ということは調べていた。
実際に、その通りだったと思う。
大キレットのような、名前がついた難所はないと思うが、こちらも気が抜けない。
時間的には、同じぐらい岩稜を渡っていかなくてはいけないので、この稜線は常に緊張状態で進むことなる。
22869718.jpg 22869722.jpg


ここから左手に涸沢と前穂を見ながら進めるので、テンションは高い。
涸沢から穂高の座を何度も眺めていた頃は、自分はあそこに行けるのだろうか?
と思ったこともあった。
22869721.jpg

だが、今自分はそこにいる。
しかし、こう上から見下ろすとあんなに広かった涸沢も小さく見えたりする。


もう、北穂-涸沢岳間は、どどんな感じだったのかというのも覚えていない。
大キレットと同様に、岩を登り、降りの連続だった気がする。
なので、あまり書くことが見つからない。
22869725.jpg

22869724.jpg


歩を進めるにつて、大きくなっていくジャンダルム!
雑誌やネットでしかみたことのない姿が、あそこにある。
カメラをズームすると、頂上に立っている人がいる!
あそこに行ってみたい!
22869727.jpg

22869726.jpg


本当に、好天に恵まれて良かった。
風もなく、太陽の陽が燦々と降り注ぐ。
9月後半の3000Mでも、かなり暑さを感じる。
しかし、夜ともなると気温は一桁まで落ちるので、穂高の秋山はどの程度の防寒がいるのかちょっとわからない。
かといって、たくさん持って行くと荷物になるので相当悩んだけど、天気がよければそれほど重装備はいらないのかなと感じました。
22869728.jpg 22869730.jpg

22869731.jpg 22869729.jpg


あっという間に、時間も過ぎ去り涸沢岳到着!
ここは、自動的に到着しないので任意で登ります。
とはいえ、コースからはそれほどというか全く距離はないので少し岩山を上がる程度です。
ただ、ここも浮き石が非常に多いので要注意!
上まで登ると、涸沢が見下ろせます。
そして、穂高岳山荘と奥穂高。


ここで30分ほど休憩し、自分の越えてきた座やアルプスの座を想う。
涸沢
奥穂高
前穂高
ジャンダルム
北アルプスの山々
ここに来るまでに、本当に長い時間が過ぎてしまった。
もちろん、それまでに来ようと思えばこれたのかもしれない。
何故、今まで来なかったのか?自分でもよくわからないけど、これで若き日に目指した山のピークを踏むことが出来た。
感無量!


ここまで、順調に来れたのと、ジャンダルムの岩山を見ると、もしかして早く出れば行けるかもしれないと想い始める。
あまりよく調べなかったの正確ではないありませんが、奥穂からジャンダルムまでは恐らく片道1時間半と予想する。
往復で3時間、当初の予定は奥穂高から、吊尾根で前穂高で、紀美子平、重太郎新道を経て岳沢へ降り、再び上高地へと帰るという計画。
コースタイムでは8時間程度なので、これに3時間を足すと11時間となる。
もちろん休憩なしの時間だ。
翌日は、仕事なのであまり帰りが遅くなるのも辛い、また上高地のバスは混むというのはわかっているので、この時間もある。
それこそ、3時過ぎに出れば…
奥穂の頂上までは1時間程度だから、あまり早過ぎてもジャンに向かうのは暗くない方がいい。
ならば、4時に出れば!?
もし、ダメでも近くまで行き写真を撮るだけでもいいし、自分には無理だと思えたなら引き返せばいい。
当初、せっかく行くのだからとジャンダルムも寄るという計画は、体力・時間的に無理があるかもしれないと思い、来年の課題に持ち越したが、思い立ってしまった(笑)
行けるところまで行ってみよう。

22869732.jpg

そして、涸沢岳を降り穂高山荘へと到着。
ここは、奥穂高岳と涸沢岳の鞍部にある山小屋です。
こんな険しい場所にあるにも関わらず、山荘前には石畳がある!
テラスデッキもあり、そこからは涸沢が一望出来ます。
22869733.jpg

22869736.jpg

先に受付をと思い、小屋に入ると受付は12時15分からとのこと。
しばらく、テラスでのんびりする。
ここは、設備がなかなか整っていて、小屋ではwifiも使えるし、支払いもカードが使えます。
こんな、山小屋はなかなかありません。
中に入ると、太陽のロビーといわれる、朝日が入ってくるテラス。
読書室も完備され、何より建物外観、内部共にとても3000Mにある山小屋とは思えないほど綺麗です。
22869734.jpg 22869735.jpg


セルフでインスタントコーヒーも200円で飲めてしまう。
道具を持って歩かない山小屋クライマーとしては安価でありがたい。

部屋に荷物を置き、後は夕食までやることがないので、着替えて散策タイム。
日が沈むのは山荘の裏手になるので、撮影ポイントを探しに行くが、小屋の真裏にはそれほどスペースはない。
山荘裏には、スタッフオンリーのテラスがあり、ここに陣取りたい!と思う人は多いでしょう(笑)

山荘から、涸沢岳の方へ少し上がるとヘリポートがあり、テントもポツポツ見受けられる。
ヘリポートからの眺めもいい。
ただ、ヘリが来ない時間になると、ここもテントを張ることがOKみたいで、ひょっとしたらいっぱいになってしまうかもしれない。
そうなれば、少しまた登ればいい。
22869743.jpg

5時間どうしよう…(笑)
小屋に戻ると、入り口に冊子を見つける。

無料みたいなので貰ってみた。
中身は
穂高山荘の始めから、現在までの歴史がわかる。
そして、山荘オープン時の作業風景や、スタッフの多大な労力のおかげでシーズンには多くの人の起点として運営される内外部の整備などが記されている。
フルカラーで50ページほどの冊子ですが、これはいいものを頂いたという感じです。
公式ページで、無料財布されているということなので、行けない人は、また行ってみたいと思っている人はこちらでお願いしてみるのもいいかもしれません

【穂高山荘 90周年記念誌】
http://www.hotakadakesanso.com/90th.html

部屋に戻り、横になっていると眠くなってしまう。
ここで寝ると夜眠れなくなるので我慢。
時間が経つにつれて、人も少しづつ入ってきます。
暫くすると、隣にも人がきたので、どこから来たのかと聞くと重太郎新道で上がって来て、明日は涸沢に降りて上高地へと戻るようだ。
重太郎新道は、明日歩くコースだ。
自分も、歩いてきたコースと、明日の行き先を話す。

16時頃、山荘裏のポイントに行くと、かなり雲が上がってきて雲海が出来ていました。
やっぱり、山の景色に雲海は栄える!
1時間見ていても飽きない(笑)
奥穂を眺めていると、ポツポツと人が降りてきます。
22869738.jpg 22869737.jpg


それほど人の往来はない感じ…今晩はゆっくり寝られるかも(笑)
ただ、明朝あそこを暗闇の中を登るのはどうなんだろう…

夕食は、昨晩の固いご飯と違い、美味しいご飯でした!
そして、また速攻夕日のポイントへ!
しかし、微妙に陽の周りに雲が多い…
それでも、陽が沈むまでシャッターを何度も押しました。
22869745.jpg


この景観が見れるから、ここに来る価値はある。
それぐらい思わせる、山の日の出/日の入りは素晴らしいです。
あまり同じ山を登るのを好まない自分も、ここにはまた訪れたいと思わずにはいられませんでした。
22869742.jpg 22869740.jpg

22869741.jpg 22869744.jpg

明日の天気は、午前中は晴れで、午後から曇が出てくるようです。
勝負は、午前中か…
部屋に戻り、明日に備えて就寝。


【所要時間】
北穂高→穂高山荘:2時間30分


スポンサーサイト

Comments

Leave a Comment

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
PROFILE

ten

Author:ten

検索フォーム
ブロとも申請フォーム