居酒屋帰巣

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あの岩稜を越えていけ!Ⅴ 【前穂高岳】

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思えば、もう秋山登山から2ヶ月…
メチャクチャ早い!
気がつくと、クリスマスソングが流れて、すぐ正月。

この登山記も、これで終わりです。
また来シーズンまでお休みです。


ジャンダルムから戻ると8時半。
奥穂の頂上は、通過点的なのと、ジャンを登った余韻でそれほど興味が(笑)
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そして、速やかに上高地へ向かわなければいけない。
遠くなるジャンとそこから先、西穂へと向かうルート「次は越えてやる!」と思いつつ
クライムダウン!
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ここから、殆ど下りのコースになります。
右に岳沢
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左に涸沢
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と、ここのコースも景観は最高です。

午後から雲が出てくるという予報でしたけど、そんな気配はまるでない。
遠くに富士山も望める。
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基本は、奥穂から前穂のコースを下山路に選ぶと、基本的には下りがメインのコースになる。
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当然、前穂までの道のりも、鎖場や注意すべき難所はある。
なので、こういう場所以外は出来るだけ走りました。
ここのコース・重太郎新道もいろいろな名所が出てきます。
気がつかないと通り過ぎてしまうペイントの表記だけなのだが、
最低のコル
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紀美子平
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雷鳥広場(通り過ぎてた)

カモシカ立場
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最低のコルが見えれば、前穂直下までは15分程度で到着する。
直下まで、来るとバックパックが多くデポしてあるので、ここはそういう登り方なのかと自分もデポして山頂へと。
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しかし、そこそこ人の多い中、ちょっとの途切れでペイントを見失い違う道へ入ってしまったようだ。
少しして気がついたけど、上を目指すことに変わりないので、そのまま登り正規の道へ合流。
ここも、下に歩く人が続くので、落石を起こさないように注意。
しかも、なかなかの急登!
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ちょっと渋滞しつつも、30分ほどで前穂高頂上に到着!
前穂の頂上は、かなり広い。
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更に奥にいくと涸沢が一望出来るポイントがある。
ここは、お勧めです!
その横には北尾根が目の前に…
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切り立っているので、超怖い!
この、北尾根はロープワークもいる感じなので、単独では無理っぽい。
何より、まず高度が半端ないです(笑)
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写真は、前穂から繋がっている感じに見えますが、全然繋がってません。
ここは、生涯登ることはないだろうと思います。

先端に座っていた人と少し話をしました。
『ここ来ます?』
「いやいや、無理っすよ!ジャンで、もういっぱいいっぱいでした(笑)」
『ジャン、行けたなら楽勝ですよ!』
お互い、会話がはずみ、通ってきたルートや宿の話に。
一昨日は南岳小屋に泊まったというと、即答で「あー、あそこは聞く人みんなが良かったといわない」と言われました。
逐一、注意が入り怒られると評判らしい。
思い返すと、確かにそうでした(笑)
山小屋が特別な環境であるのはわかるし、誰かが言わなければ秩序が乱れてしまうというのもわかりますけどね。
まあ、いろいろ人の感じ方もありますし、否定ばかりではないと思います。

こうして、北穂高・奥穂高・前穂高と3つのピークを無事踏むことが叶った。
11時前ですが、天空には蒼く風もなく、陽も降り注ぎTシャツ1枚でもいい。
太陽が陰る気配は一向にない。
一昨日歩いてきた梓川沿いの道、上高地の河童橋もハッキリと見えます。
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3日間、初日が若干雲が出たぐらいで終始好天に恵まれた連休でした。
盆すぎから、この連休まであまり天気が良くなくどうなることかと思いましたが、夏・秋山ともに今年もいい山行が出来ました。

ここからは、岳沢に向かってひたすら下るのみです。
鎖や梯子といった局面に度々ぶち当たりますけど、まずは紀美子平直下の三連場が出てくるので、ここはちょっと注意。
岩に砂が浮いているので滑りやすいのと、こちらも上り下りの連携が上手くいかないと渋滞必至です。
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ここを越えて暫くすると、よく雑誌の写真で見る大岩乗越。
ここでもまた、例の団体の渋滞に…
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この辺りから、デジカメの表示に見慣れないものが出てくる。
液晶で見ている分には、わからなかったですけど、実際に見ると写真の質感というか全く違う。
どうやら、モードが変更になったみたいです。
デジカメの液晶で見ているぶんには、普通に撮れているから気にしてなかったんですけど、メインを全てが終わった後で良かった(笑)

ハイマツの支尾根をジグザグに下りて、雷鳥広場まではかなり急な坂なので、体力の消耗に注意。
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長い下りになりますので、膝にきます!
ここを越えても、先にある岳沢パノラマ・カモシカ立場までは、鎖・梯子ありのかなりハードな道が続きます。
ここのルートを下りていて思いましたが、ここは登りたくない!
この上りは自分には超ハードです…
岳沢から穂高に上がるこのルートは、間違いなく体力勝負です。
穂高山荘で隣になった人は、重太郎から来たと言っていたのでここを登ってきたのか…
ジャンダルムを登るより、凄いと思ってしまった(笑)

黙々と岳沢への道を下るも、もうそろそろ足が限界に近くなってきているのがわかる。
付け加えて、後ろについている女子が早い!
ちょっと油断していると、すぐ追いつかれてしまう。
競争をしているわけじゃないんですけど、こういうのも1つのモチベーション維持なので、これはこれでペースが落ちなくていい。
結局、写真を撮っている内に抜かれましたけどね(笑)

頑張って、追いましたけど全然追いつけなかった内に、岳沢到着。
紀美子平から、2時間で到着。
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ここで、穂高山荘で貰った弁当で昼食。
足もMAX痛いです。
疲労というより、擦れと下りでの圧迫で痛いという感じなので、そんなところにはテーピングして消耗を防ぎます。
去年、木曽駒で骨までいっただろう部分も痛みが出てきている。
ここから上高地まで、あと一息。
コースタイムは2時間15分ぐらいなので、1時間目標で駆け下りる!

岳沢からの樹林帯はいつものように、まだなのか、まだ着かないのかとテンションが落ちる道。
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ここも登りたくないなと思いながら、先行して出た先ほどのカモシカ女子を追う。
全く捉えれなかったです。
いやいあや、早い早い!
やっと捉えれたのが、上高地に下りる前でしたかね。

岳沢湿原は、素晴らしい景観を見た時は癒やされました!
上高地には、何度も来てますがこんな所があるとは知らなかった…
けど、河童橋まであと15分を見た時は崩れました(笑)
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ここまでくれば、もう到着したも同じなので、ブラブラと歩き河童橋へ。
上高地・河童橋は相変わらずの賑わい。
昨日、今日といたであろう穂高の山々があんなに遠くに…
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しかし、写真がメチャ残念になっているのが、気になる!(泣)

河童橋を渡り、売店前でソフトクリームを食べている人…
穂高山荘で隣にいた人だ!
向こうも気がついた(笑)
「もう、結構前に着いた感じです?」
『もう、だいぶゆっくりしました(笑)ジャン行ってきたんですか?』
「ええ、行ってきましたよ!」
『何時頃出たんですか?』
「4時ぐらいです」
『それで、この時間は早いですね!』
ちょっと会話が弾み、挨拶をして別れた。

この時、2時を少し回ったぐらいだったと思う。
最後の日は10時間ほど要した計算になります。
自分でも、予定より少し早く到着できたかなという感じでした。
最後は、カモシカ女子に引っ張っていってもらえたかもしれません(笑)
3日間の全行程で、休憩も入れてですが25近く時間ほど歩いた計算になります。
無事に戻れて、また足がそこまでもってくれて良かった。
最後は、もうガクガクでしたけど…

バス停に向かうと、相変わらずのバス待ち行列。
でも、臨時便が出ているのか差ほど待たずにバスに乗れました。


こうして、3日間何事もなく無事に穂高の山々を渡り下山することが出来ました。
自分は、年数2、3回しか行かないので、100%に近いほど好天を狙っていきますけど、山の天候ですし変わりやすいのでなんともいえませんが、恵まれているのか好天の日が殆どです。
有り難いです!
そして、初の穂高山行!
前にも書いたように、自分はあまり同じ山に登りませんが、ここはまた来てもいいというか、また来たいと思える魅力的な山々でした。
穂高に引かれるひとが多くいるのに納得です。

長々と書いてきましたが、もうアルプスの山々は冬に入りました。
自分も、また夏までは休息です。
また1年、鍛えて来年登りたいと思います。

【所要時間】
奥穂高-紀美子平:2時間半
紀美子平-前穂高:30分
紀美子平-岳沢:1時間半
岳沢-上高地:1時間10分


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